ボランティア講演報告:保育園栄養士向け研修を開催しました ~食物アレルギー理論と実践~
地方公務員で管理栄養士の鹿島です。昨年7月から主婦もしています!
公務員ですがボランティア活動として本業の他に、
1講義、講演(栄養士を目指す学生さん、保育園栄養士さん、主婦向け等)
2食と科学を絡めたワークショップ(食育×科学 れしぴ研究所 代表)
3その他、食育活動(えいようのわ。 代表)
などを展開しています。
本日は以前アメブロにまとめてきた『1』の活動報告を載せていきたいと思います。
この度、ある企業が運営している保育園の園長さんから依頼があり、保育園栄養士さん向けに食物アレルギーに関する研修を行いました
大量調理における食物アレルギー対応は、知識と決まりだけではなかなかうまくいかないもの。
実際に現場で働き、課題に直面しないと見えてこない課題があります
今回はまさに実際に現場で悩み、考え、解決の為に動いている栄養士さん向けのお話という事で、「現場は違えど仲間」という立場から、国の方針を踏まえた上でお話をしていきました。
食物アレルギー対応は組織的に行っていくべきである事、
そして
「子ども達の安心・安全のために立場の違う大人同士が連携する」
という基本的な考えを持つことが、何より大事であることをお話させていただきました。
今回は学習メインのお話だったので文字中心のパワポとなりましたが、やはり現場で働く人はそれぞれ課題を持っているので、とても真剣に話を聞いてくれました。
嬉しい感想もたくさんいただき、少しでも何か考えるための材料になったら嬉しいなと思いました
昨日、大切な方のお通夜に参列しました。
病気がある方だったので、長くはない事が分かっていましたが、それでも亡くなったことを聞いた時悲しくて、お通夜でも涙が止まりませんでした。
食物アレルギーも命に関わる問題。何かあってからでは遅いのです。
現場の人間にとって、子ども達と真剣に向き合い、自分がやるべきことを毎日確実に実行することが、どんなに大切か。
その積み重ねが、かけがえのない命を守ることに繋がります。
今日、子ども達にそらまめのさやだしをしてもらい、給食で提供しました。
無邪気な笑顔と元気な声ではしゃぐ、かわいいかわいい子ども達を見て、心の底から幸せな気持ちになりました。
自分は今、とても大切な仕事をさせていただいているんだという事を自覚し、身を引き締めてこれからも頑張っていきたいと思います。