たべるなやみ

私は自分のことを『摂食障害だ』と思ったことはありません。

でもそれは単純に起きた出来事を「そこまでネガティブに捉える事がなかったから」という事でもあります。

 

それはつまり、「捉えようによっては自分は摂食障害だった」と、示しているようなものでもあります。

 

 

私は昔から、ストレスを感じると過食する【クセ】がありました。

食べるのが大好きな私からすれば、食べるという行為は一つの大きな『ストレス解消法』だったのです。

 

嫌なことを忘れたいから、すっきりしたいから、もくもくと食べる。

 

そんな時も確かにありました。

自傷行為のように食べる、という事ですかね。

 

 

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そんな私が進学し、『管理栄養士』という【人の食事に介入する立場】を目指すことになった時、喜びを感じる事も、辛さを感じる事も増えました。

 

そして思いました。

 

 

たくさん迷った、失敗してきた私が、教える側にまわる事があって良いのかと。

 

しかし迷い、失敗してきた私だからこそ伝えられる事がある事にも気づきました。

 

 

 

私は違いますが、「2型糖尿病」というだけで【だらしがない人】【自己管理ができない人】と決め付けられてしまう人がたくさんいます。

 

しかし実際はその症状の裏に、様々な原因や悩み、悲しみ、戸惑いが隠れているのです。

 

 

だからこそ私は、『その人の表面的な部分だけをみて、その人自身を理解した気にならない』という事を意識し続けてきました。

 

 

 

 

 

これからも、ストレスで過食することがあるかもしれません。

 

悲しくて悔しくて、アルコールに頼ってしまう日があるかもしれません。

 

でもそんな私も、『私』なのです。

 

 

 

年を重ねるにつれて見えてくる、『自分の気に食わない部分』もあります。

しかし、自分らしさを受け止められるようになれば、必ず新たな道は開けてきます。

 

 

 

私はこれからもありのままの自分を受け止め、次のステップを慎重に、でも楽しみながら選択していきたいと思っています✳︎