私たちを苦しめているのは「正しさ」

もしあなたが今、何かに苦しんでいるなら、辛いなら、それは自分の作り出した「正しさ」のせいかもしれない。

 

「〜でなければならない。」

「〜するべきだ。」

 

自分の中の『正しさ』が自分を縛る。

 

 

ー国家試験に合格するためには苦しみながら勉強をしなければならない。ー

 

ー元気に出産したければ◯◯は食べない方が良い。ー

 

 

 

効率の良い人は試験前日に本気で勉強すれば国家試験だって受かるかもしれない。

でもみんなはそれを認めない。悪口を言ったりもする。誰に迷惑かけてるわけでもないし、悪い事でもないのにね。

それは望ましい結果に、努力と苦しさが必ず伴うと信じている人が多いから。

本当は自分も苦しみたくないのに、我慢しているから。

 

 

 

知識は大切だ。妊娠していなくてもリスクの高い生肉など、妊婦さんが食べるにはリスクが高い食材もある。

でも情報で溢れているこの世の中で「これはしない方が良い。これもしない方が良い。」は山程ある。科学的に根拠のないものも沢山ある。

 

不安な気持ちから「それらを全部守らなくては!」と思うと、苦しくなる。

ママが苦しくなると、赤ちゃんも苦しくなる。

 

本当に大切なのは好きなものを全部制限する事なのか。それは本当に赤ちゃんのためになるのか。

 

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「正しさ」を持つことは悪いことじゃない。

むしろ正しさがあるからこそ、この世の中を生きてこられた部分もあるだろう。私もそうでした。

 

頑張り屋さんな人ほど「正しさ」を守ろうと一生懸命になる。優しい人ほど周りを気にする。

…でも行きすぎるとそれらが今度は自分を縛る。

 

 

これはだめ、あれもだめ、になる。

だんだん症状に現れてくる。

引きこもりになる。摂食障害になる。

身動きが取れなくなってくる。

人にも厳しくなる。

 

 

 

一度その「正しさ」を疑ってみよう。

みんなもそれを「正しい」と思っているのか、自分だけが思っているものなのか、

その「正しさ」を守れなかった人は幸せじゃないのか。

客観的に見てみよう。

 

そうする事で楽になる事もあるかもしれない。

「正しさ」を守れなかった自分を許せるかもしれない。

 

 

そんなことがふと、改めて大切だなと感じたのです。

 

 

 

来月、とある女子大生120名に伝えたいこと。

一つはこれだと確信しました。

 

なかなか作り進められなかったパワーポイント、いざ。