今日はちょっと重い話。
Twitterで流れてきた
「娘が危篤です」
ブログに対するバッシングがすごくて、思わず検索した。
4ヶ月の娘さんの死因が書かれた記事はもう公開されていなかったけれど、Twitterを見てると原因が分かった。
娘さんがじゃれついてきてうざったくなり、布団をかぶせて放置?布団を足でかけたら娘さんに被さった?そしてそのまま窒息、
だそうだ。とにかく悲しい。
お母さんは精神病もあったみたいだけれど、だからといってしてしまった事はフォローされることではない。
でも過去の記事も少し読んでみると、この人は家族、特に母親からの言葉でひどく傷ついた過去があるらしい。
私も出産後黄疸の値が高くなっただけで、私のせいだとわんわん泣いていたから、産後傷つきやすくなる事は分かる。
よく覚えていないけれど妊娠中、父が放った言葉にかっとなってしまった時、お腹の中がものすごく動いた事があった。
母親の気持ちは様々なところでダイレクトに子どもに伝わる。
育児やなんやらしながらもろもろ進めた引っ越しも、結果的にはなにより息子のためになったし、実家の家族や夫、義両親には感謝しかないのだけど、心理的にはかなりストレスだった。
でも家族の明るいフォローがあったからこそ、なんとか無事に遂行できて、達成感はあった。
でもその後実家の家族を呼んで泊まってもらい、家族が帰った後、夫が呼ばれて両親に言われた言葉には傷ついた。
私なりにバスタオルやタオルを新しく購入して前日に洗って準備したり、いつも良くしてくれる家族に楽しい時間を過ごしてほしくて夕飯は良い所に頑張って連れて行ったり、朝ごはんの支度は朝早くからしたり頑張ったのだけれど、細かなチェックがあったらしい。
もちろん実家の家族は私と夫がこれからしっかりやっていくために、愛を込めて色々忠告してくれたのだろう。
そして、私がひどく傷つく事を恐れて夫から間接的に伝えてくれたのだろう。
でもショックを受けないわけではなかった。
私は今、息子を見ながら私が私らしくいられる時間を少しずつとれるようになってきたから、色々なバランスがとれている。
よく、
「鹿島さん、育児で大変なのにこんな依頼してしまってごめんなさいね。大変だったらすぐ言ってくださいね。」
と言われるけれど、正直自分の好きな事に取り組める時間を作れる生活の方が、私にとっては幸せなのだ。
育児も家事も私流だけど、最低限の仕事は必ず毎日網羅している。
もちろん完璧にはこなせていないけれど、最低限は必ずしてるから生活が回っている。
自分でものびしろがあると思っているから褒めて欲しいとは全く思っていないけれど、一方的に色々指摘されたらそれは傷つくだろう。
育休をとってみて、専業主婦さんの辛さが少し分かる。それは物理的な辛さだけじゃない。
星野源さんとガッキーのドラマにもあったけれど、家事とか育児って誰にも評価されない。お金にもならない。して当たり前、しなかったら非難される。
夫はよく、
「はぁ〜、稼いできたよ〜。」
と夜遅く帰ってくるけれど、こちらは稼げていない=感謝するだけなのか。いや違う。
(うちの場合、共働きだから食べさせてもらってるわけでは決してない。)
誤解を与えたくないのだが私は心から家族が大好きだし、たくさん一緒にいたい。
大人2人になれる休日は待ち遠しいし、実家の家族と会えるとわくわくする。
そして息子には良い影響を与えられる存在でいたい。できればたくさん色んな可能性をのばしてあげたい。
でも私が思う完璧な母、主婦になることに精一杯になって心を失うよりは、大好きな家族と助け合いながら一緒に成長していきたいと思うのだ。
苦手な事があったっていいじゃないか。
だって人間だもの。
…ブログの話からずれちゃったけれど、お互いがお互いの心に寄り添える時間が増えると良いね。