人生がガラッと変わったのは“学生時代”

私の狭かった視野が、ぐんと広がったのは大学生の頃。

 

「管理栄養士ってどんな働き方ができるんだろう。」

その疑問を解消するべく、管理栄養士・栄養士を目指す学生が各校から集まる“栄養学生団体【N】”に大学1年の頃、所属しました。

 

学生団体に所属する事で、初めて何もない状態から色々なことを企画して実行することの難しさや面白さを感じました。

そして幅広い年代の方と話す機会が増えた事で、世の中には本当に様々な価値観があるのだという事にも気付き、心が楽になりました。

 

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その後2年間、先輩の勧めでNの代表を務めることになり、Nを卒業した後は、友人とともに食育の団体をいくつか立ち上げました。

この頃には様々な経験を積めていたおかげで、企画をする事にも不安はなく、堂々と楽しみながら活動できていたように思います。

 

 

また、色々な事にチャレンジして失敗していく中で自分は

 

・複数人の前で話すこと(伝えること)が大好きだ

・企画することが大好きだ

・色んな人と話しながら“これからできそうなこと”を語り合い、連携していくことが大好きだ

 

という事に気付きました。

そして光栄な事に、自分はそんな好きな事をどんどん実行できる環境にいる事にも気付きました。

 

 

『学生』はほとんど何にも縛られず、社会人からも面倒を見てもらいやすい立場です。

そういった意味で、学生時代は本当に『チャレンジ』にはもってこいの時期だなと思います。

チャレンジして初めて気づく事は、本当にたくさんありました。

 

 

また、学生団体などの活動を通して、自分が心から尊敬できる管理栄養士さんもできましたし、今の夫とも出会う事ができました。

 

同年代のアクティブな人達に会う機会を沢山得ることで、沢山の刺激をもらう事もできました。

 

『この人達と社会を創っていくんだ』

と考えると、ワクワクが止まりませんでした。

 

 

私は数年前からある大学で、『チャレンジすることの大切さ』をお伝えする機会をいただいています。

自分が学生の頃、かけがえのない出会いやチャレンジによって成長できたと思っているからこそ、私の話を聞いて、

「チャレンジしてみようかな?」

と思ってくれる人がいる事は、本当にとても嬉しい事です。

 

 

 

私は現在社会人になり、結婚もし、出産もしました。

仕事もあり、家庭もあります。

でも好きなことは、今でも大好きです。

 

だからこそ好きなことは今でも大切にしようと思えるし、私の好きな事を尊重してくれる人も沢山います。

 

こんな環境が作れたのも、学生時代のチャレンジがあったからこそだなと思います。

 

 

今自分にできることの1つは、様々な形で『チャレンジすることの大切さ』を後輩に伝えること。

 

『食』や『栄養士』を盛り上げるためにも、今を楽しみ、未来に希望を持てる後輩をどんどんつくっていきたいなと思っています。