ハンドリガード

最近手を上に上げては見つめている息子。

指しゃぶり、こぶし舐めも前より激しくなりました。

 

実はこれ、《ハンドリガード》といって、大きな意味があるのだとか。

 

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『ベビータウンより』

自分の目の前に自分の手を出してみつめる、「ハンドリガード」を始める赤ちゃんも出てきます。腕と手を自由に動かせるようになったからできる動作です。

道具を手で使う始まりとなる行為であり、赤ちゃんの視界の中に、初めて自分の体の一部が現れるという意味でも、大きな出来事といえます。

しかし、それはたまたま目の前に手が登場しただけ。赤ちゃんはまだ自分の体の一部だと気づいていません。やがて手を口にもっていき、自分の手をなめるようになります。

たわいなく見えるこの行為ですが、脳の中ではじつにたいへんなことが行なわれています。どういうことかというと、手をなめると、唇や舌で手をなめている感じがしますし、手の方ではなめられている感じがする。これらを感じる部位は、脳の「頭頂葉」の違った場所にあるのです。

脳の違う場所が同時に刺激を受けることで連携し、「あ、なめるとこうなるぞ」とコネクションができてくるのです。さらに、手を動かす運動をつかさどっているのは「前頭葉」、手を見る視覚の働きをつかさどっているのは「後頭葉」です。

手を見て、動かして、なめて、なめられいる――。脳の中の4つの機能を一緒に働かせて、エクササイズをしているのです。違う感覚を統合しているのです。

 

 

 

大人の自分には当たり前の感覚も、一つ一つ身につけていっている段階…。

赤ちゃんの成長を見ていると、“人間の成長”そのものに感動します。

生まれてからも奇跡の積み重ね。

 

 

そんな息子も昨日で生後80日になりました。

今月末には【お食い初め】もやる事になりそうです。はやいなぁ。