里帰り出産レポと振り返り。

今日は少し、出産の振り返りをしようかと思います。

 

6月18日

3度目のおしるしあり。

2時からほぼ規則的?な痛みがつづく。

ほぼ10分間隔だったので3時30分ごろに病院へ連絡。さらに1時間様子を見てくださいと言われ、様子を見ていても痛みは消えることなくほぼ10分間隔だったので再度連絡。病院へ来てくださいとのことで早速準備をして5時20分ごろ母、妹と病院へ。

陣痛タクシーに登録していたので、タクシーはすぐ来ました。父がいない日だったので、登録してあって本当によかった…!

私が利用したのは日本交通の陣痛タクシーですが、お住いのエリアによって使い分けた方が良いみたいです。乗車時は破水しても対応できるようにバスタオル必須です!)


病院についてさっそくモニターしてもらったところ、まだ子宮口は2cmで陣痛も乱れがあるためまだ時間がかかるかもしれないが、入院してもいいとのこと。

移動するのも大変なのでそのまま入院手続きをして、病院の朝食を食べる。

母は午前中病院に行く予定があり、妹は病院の決まりで病棟には入れず。とりあえず夫に連絡。すぐに産まれるかは分からない状態だったが、仕事を休んで病院まで来てくれるとの事。

(6月17日、日帰りで仙台に取材に行っていた夫でしたが、自分の体の状態を随時LINEで伝えていたため、スムーズに話を理解してもらえました。理解のある夫の会社にも感謝…!)


助産師さんのアドバイスで、9時30分から先にシャワーに入る。

10時30分から再度陣痛モニター。夫、病院に到着。

 

昼食は、痛みがくる合間にお腹に入れる。時間はかかったが一応完食。横になるのが少し怖くなる痛みになってくる。

 

14時からまたモニター。本格的な陣痛が確認できたので夫とそのまま分娩室へ。

この時、子宮口4.5cm。初産だとこれから15時間〜20時間かかると言われる。

 

18時ごろ、赤ちゃんが降りてくるように夫に付き添ってもらいながら院内を歩いていると、母も病院到着。陣痛が来るたびにひどい痛みに襲われるため、夫に強く背中をさすってもらっていた。

母が到着してからは1時間程度夫と入れ替わり、陣痛来た時に背中をさすってくれる。夫はこれからの長期戦を前に夕食をとる。

自分にも夕食がでたが、陣痛がかなり強くなってきて、食べた方が良いと分からながらもなかなか食べられず、ほとんど残してしまう。

 

19時ごろ母帰宅。20時ごろ子宮口6cm。

とにかく子宮口が開くまでの時間かつらい。陣痛がくる瞬間が怖くなる。痛みがくるたびに夫にお腹や背中をさすってもらう。

夫が水や栄養補給できるものを買って来てくれるがあまり摂取できず、汗だくで発熱。

痛みが強いせいか、吐き気もでてくる。

これがあと何時間続くのか…終わりは来るのかという不安が襲ってくる。

 

最初の陣痛の痛みはまずお腹にきた。その後、徐々に腰とおしりに痛みが移ってくる。

21時30分、子宮口7cm。

背中が砕けそうな感覚に何度も襲われ、夫に強くさするようにお願いする。懸命にさすったり押したりしてくれる夫。

途中死にそうな私を励まそうと笑顔を向けてくれるが、そんな夫に

「ふざけないで!!お願いだからとにかくさすって!!」

と言い放つ自分←

(本当にごめんなさい…余裕なさすぎました笑)

 

だんだんおしりにも違和感がでてくるが、子宮口が完全に開く前はあまりいきまないほうがいいと学んでいたので、いきみ逃し。

私はもうぐちゃぐちゃだったが、モニターでは常に赤ちゃんが元気で安心できた。

 

夜中知らぬ間に少し破水してたよう。

立ち上がり、トイレに移動するのも辛い。

事前に本やYouTubeで復習していた呼吸法については終始ほめられる。

(妊娠中に見ていたYouTubeは色々ありましたが、助産師さん“アミプラ”が配信している動画は結構好きでした!)


6月19日

1時30分、子宮口9cm。陣痛の間隔が5分程度に空いてきてしまったので、体力のことを考えて超微量で陣痛促進剤を使用してみることに。

疲労のあまり5分ほど間が空くと、うとうとしていました。でもそれが少し体力を回復させてくれた気がします。)

4時30分ごろ、赤ちゃんの頭の向きを助産師さんが確認。赤ちゃんの頭が良い向きになるよう、四つん這いになる指示がくる。この段階での四つん這いは本当に辛かったが、おかげで赤ちゃんの頭の向きが良い向きになってくれる。

さらに助産師さん達は、お産を進めるために人工破水を検討してたよう。しかし結果的に自然に破水した方がリスクもなく良いと判断されたよう。

すると次に陣痛がきて夫につよくさすってもらった途端、ばちん!と大きな音がして自然破水!陣痛がどんどん進んでいく。

(自然破水したおかげで、どんどん良い方向でお産が進みました。)

 

6時ごろ、母、父が病院到着。

子宮口全開のためいきみ開始。頭がどんどんでてくるのが分かる。陣痛の波をとらえて、一緒にいきむ!!

 

7時17分、赤ちゃん誕生!!

 

 

〜〜〜

事前にオイルマッサージもしていたからか、3500gの初産でも会陰切開せず、吸引分娩も鉗子分娩もせずに19時間19分で産まれて来てくれました。

助産師さんからは安産だと言われました。

 

夫も

「1人じゃないよ!そばにいるから!」

と不眠不休で支えてくれ、その姿を見た助産師さんからは

「こんなに献身的な旦那さんなかなかいないですよ。心強かったですね。」

とのお言葉をいただきました。

そんな優しい夫に強い言葉を吐いちゃった私。ごめんね。ありがとう。

 

一緒に頑張ってくれた赤ちゃん、夫、安産に導いてくれた助産師さん達、妊娠中から寄り添い・支え・励ましてくれた家族、そしてなんとか最後まで頑張ってくれた自分の身体に、改めて心から感謝です。

 

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たくさんの奇跡に感謝しながら、今を大切に生きようと思います。