自分軸

誰かのお笑いライブ行って、

「なーんか、つまんなかったー!」

って言う人がいたら、その場にいるほとんどの人が

(確かにつまらなかったかも?)

と思ったりする。

 

レストランに食べに行って、

「あんまり美味しくないね。」

って言う人がいたら、その場にいるほとんどの人が

(確かにあんまり美味しくなかったかも?)

と思ったりする。

 

そして大多数の意見で、その芸人やレストランの評価が決まる。

…でもこれって違和感でしかない。

 

 

ルールや評価だらけのこの世界で、私達はどれだけ自分の本当の気持ちに素直になってこれただろう。

自分の気持ちを押し殺して、周りに合わせて、それを「調和」だと信じて。

みんなと同じである事を安心材料にして。

 

でもそれは本当の「自分」を生きていない。

大切な自分を殻に閉じ込めて、縛り付けて、目を背けている。

 

みんなが本当の自分を生きることができたら、それは本当の調和になる。

みんな違って当たり前。みんな違うから助け合ったり、色々なアイデアが生まれたり、多様な価値観ができるのに、無理に気持ちを押し殺さなくて良い。

 

私も最近、自分がいかに(勝手に想像した)他人の気持ちや、(勝手に考えた)その場の空気に流されているかが分かりました。

流されるのは楽だけれど、一見平和だけれど、自分に責任がないように見える。

だから不平不満が出てくる。

 

 

だからやっぱり私は「自分」を生きたい。

 

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ある無農薬野菜の生産者さんが貼っていたシール。

 

無農薬野菜を生産することに、何故か否定的な意見を持つ生産者さんもいる。逆も然り。

自分は自分、人は人なのに。

放っておけば良いのにね。

 

でも、だからこそ自分のこだわりを持つことは簡単なことじゃないんだろう。

 

だからか私は、このコメントのついた野菜を

「かっこいい!」

と思ったのです。

そして、おいしかったです。